ホンダがEV CUBコンセプトを東京モーターショーで世界初公開
ホンダは、ブランドを代表する2輪車スーパーカブの電動バージョン、EV CUBコンセプトを東京モーターショーで世界初公開すると発表した。
「扱いやすく経済的な二輪車」という考えを継承した近距離移動用パーソナルコミューターと位置付けられたEV CUBコンセプトだが、フロントフォークなど一部にコンセプトカー的な装飾があるものの、基本的にはいつ市販されてもおかしくない現実的な仕上がりとなっている。
重量部品であるバッテリーを車体中央の低位置に配置し、優れた乗降性を確保するとともに、マスの集中化と低重心化を図り、取り回しやすさを追求しており、家庭用コンセントで充電可能なことに加えてバッテリー自体が着脱可能で、より幅広いシチュエーションでの使い勝手に配慮したという。
東京モーターショー2009で展示されたEV CUBコンセプトから約6年。深刻化する大都市圏の大気汚染問題に対する、ホンダの回答が登場した。
写真:ホンダ