日産リーフが30kWhバッテリーを搭載してアップデート

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日産ヨーロッパが本日、30kWhバッテリー(従来は24kWh)を搭載して欧州サイクルでの航続距離250kmを実現した2016モデルの欧州仕様リーフを発表した。
新しい30kWhバッテリーは、インテリア空間などに影響を与えることなく装着され、従来比で21kgの重量増に留まる。カーボン窒化マグネシウムを電極に採用し、セルレイアウトを変更するなどして高い容量と出力を得たという。また、新しいバッテリーは8年間、160,000kmの保証が付帯する。
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CarWingsに変わる新しい日産のインフォテインメントシステム、NissanConnect EVを採用し、充電ポイントが使用中であるかどうかなどが画面上で確認出来るなどの新しいシステムが搭載されている。
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日産ヨーロッパの代表、Paul Willcox氏はプレスリリースの中で「世界で最も売れているEVであるリーフが改良されました。250kmに到達する航続距離は、今までEVが自分の用途には使えないと感じていた多くのヨーロッパのドライバーにEVの世界を提供します。多くのドライバーに、この航続距離によって、1番の選択として選ばれると思っています。」と語っている。
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欧州仕様のリーフは英国、サンダーランド工場で生産され、2016年1月から欧州市場にて発売される。価格、正確な航続距離については後日発表される。
写真:Nissan Europe