1充電で511km(レンジエクステンダー併用時)の航続距離を実現!新型BMW i3が国内発表
電池容量を21.8kWhから33.1kWhへと変更し、電気航続距離を70%向上させた新しいBMW i3が本日、東京・虎ノ門のBMW i Megacity Studioにて国内発表された。
新しいBMW i3は、バッテリーのみのEV仕様で1充電の航続距離390km(JC08値)を達成し、647ccの発電用エンジンを搭載したレンジエクステンダーモデルでは9リットルのガソリンを併用することで合計511kmの航続距離を実現。
バッテリーの大容量化は、リチウムイオン電池のエネルギー密度を向上させる事で実現しており、バッテリーの収納スペースは従来と変わらず、収納スペースや居住スペースを一切犠牲にしていないのが特徴。
同時に今回のアップデートでは、インテリアも国内未導入であったファブリック系のブラック色などが導入され、同時に細部をブラッシュアップする事で一新している。また、エクステリアには大きな変更は施されていない。
更に3年間のメンテナンス・パッケージが無償付帯し、同時に本日日本導入が発表されたNCS互換の充電カード「Charge Now」が1年間、月会費・充電都度使用量の両方無料で付帯される。
Charge Nowでは、NCS互換の全国に配置されている普通充電器8500基、ChaDeMo急速充電器5500基が使用可能で、2年目以降は月会費5,000円、普通充電は無料、急速充電は15円/分の費用が必要となる。
ChaDeMo 50kWhの急速充電器を使用した際の80%までの充電速度は公称45分で、気温などの条件によってはもう少し早くなるという。
従来はBMW i8のみに設定されていた新色、「プロトニック・ブルー」がi3にも新色として設定された。
希望小売価格は499万円〜で、ACCなどの一部装備がオプション化されているものの、価格自体は据え置きとなった。また、CEV補助金は365,000円の受給が可能となっている。
文:編集部