東京モーターショーでメルセデス・ベンツが燃料電池自動車「GLC F-CELL」を公開。

メルセデス・ベンツは東京モーターショーで、9月のフランクフルトショーでデビューさせた燃料電池自動車のGLC F-CELLを公開する。このGLC F-CELLの一番の特徴は、世界初のプラグインハイブリッドの燃料電池自動車だということだ。

GLC F-CELLは後席下、そして通常のGLCではプロペラシャフトが通るフロアトンネル部分に搭載される2本の高圧水素タンクに合計4.4kgの水素を充填することができ、この水素によって439km(NEDCサイクル)、更に外部充電が可能な容量13.8kWhのリチウムイオンバッテリーによって49km(同)の、計488kmの航続距離を実現している。プラグインハイブリッド化は、充実しているとは言い難い水素インフラの現状において、利便性を高めるための大きな役割を果たすと言えるだろう。

動力性能は、最高出力200ps、最大トルク350Nmというスペックにより強力。駆動輪は後輪となる。

パワートレインが内燃機関から燃料電池になっただけで、メルセデスらしいクオリティや利便性は不変。強いて言えばラゲッジスペースの床面の高さが5cmだけ高くなっているぐらいだ。

このGLC F-CELL、販売地域はヨーロッパ、北米、そして日本に当面は限定される。そう、日本上陸が予定されているのは紛れもないビッグニュースである。


MIRAI導入から2年が経過し、すっかり燃料電池自動車のある生活に慣れている一方で、狭いラゲッジスペースや、進化のないADASなどに不満を抱きつつある筆者としては猛烈に気になるGLC F-CELL。価格、導入時期、JC08モードでの燃費など、知りたいことは多いが、果たして東京モーターショーで、どれだけの情報が明らかになるだろうか。とても楽しみだ。

島下泰久