新ブランド「ポールスター」第一弾は600hpのハイブリッド・クーペ!

ボルボ カー グループ内の高性能EVブランドとしてリスタートしたポールスターの第一弾モデルが発表された。その名は「ポールスター1」だ。

見ての通り、ポールスターのCEOに就任したボルボの前デザインダイレクター、トーマス・インゲンラートが手掛けた最新の90シリーズに通じる美しいデザインがまず印象的な2ドア・2+2グランドツアラーのパワートレインは“エレクトリック・パフォーマンス・ハイブリッド”と呼ばれる。実はコレ、ピュアEVではなく電気モーターに加えて内燃エンジンまで搭載したハイブリッド。但し、電気モーターだけでの走行距離は最大150kmに達し、また最高出力は600hp、最大トルクは1000Nmを発生するという。

電気モーターは後輪左右にそれぞれ1基ずつを搭載。互いにプラネタリーギアで連結されており、これだけで最高出力218hpを発生する。インテグレーテッド・スターター・ジェネレーターが採用され、ピュアモードで最大150kmの走行を可能とする。

そして前輪はボルボのDrive-E 2ℓガソリンエンジンにて駆動される。パワーモードでは、この内燃エンジンと電気モーターがフル稼働して、600hp&1000Nmを発生することになる。

詳細は不明ながら、表記にないということはプラグインはしないということか。ということは充電はインテグレーテッド・スターター・ジェネレーターによる回生のみ? 詳細はまだ見えないが、いずれにせよ、興味深いパワートレインであることは間違いない。

見所はそれだけではない。車体の基本構造はボルボ90シリーズと共通のアーキテクチャー“SPA”を使うものの、約50%は専用設計。S90よりホイールベースが320mm、リアオーバーハングが200mm短縮された全長4530mmの車体にはCFRPが使われ、ねじり剛性を45%向上させ、また重心高も下げている。リアに2基の電気モーターを搭載するダブルリアアクスルによってトルクベクタリングも行なう。そして世界初採用のオーリンズ製コンティニアスリー・コントロールド・エレクトリック・サスペンション(CESi)も採用される。

ポールスター1は、中国 成都市にて現在建設中の新工場にて2019年中盤には生産が開始される予定だ。年間500台が生産の上限だという。予約は明日10月17日にスタート。販売はネットを通じて行なわれ、しかも月額固定の支払いで他の様々なサービスも受けられる新しい方法が採用されるというから、こちらも興味深い。とにかく、その美しさは間違いなくハイエンド層の話題の的となるはずだ。

島下泰久