充電5分で150km。ポルシェ、VW、BMW、メルセデス・ベンツ、フォードが共同で超急速充電ネットワークを欧州で展開すると発表

本日、フォルクスワーゲングループとBMWグループ、ダイムラーAG、フォード・モーター・カンパニーは、欧州の主要幹線道路に超高速高出力充電設備設置のための合弁事業計画を新設する覚書に署名したと発表した。

国内で普及しているチャデモ規格の急速充電器(最高50kW)やテスラ専用のスーパーチャージャー(最高120kW)を遥かに上回る出力レベル350kWの超高速高出力充電の新しい充電ネットワークは、2017年にも開始される予定で欧州で約400ヶ所の設置が初期目標として計画されているという。

Weiterentwicklung des CCS Ladestandards für Elektrofahrzeuge auf bis zu 350 kW / Evolution of CCS charging technology for e-cars towards 350 kW

350kWの出力というと、一般的な電気自動車の実際の電気消費率は、1kWあたり5km(テスラ・モデルSの場合)から7km(日産・リーフの場合)程度のため、僅か5分間の充電で約150kmを走行出来る充電が可能になるということを示している。

2020年までに数千ヶ所の高出力充電ステーションを整備する予定だといい、幹線道路や主要道路沿いのオープンネットワークの充電ステーションによって、これまで大半の電気自動車が実現できなかった長距離走行を可能にすることを目標としているという。

コンバインド・チャージング・システム標準テクノロジー(通称コンボ方式)に基づいたネットワークとなり、全てのCCS装備車両への対応を目指すという。この先数年で、ヨーロッパの充電環境は大きく変わることに間違いはなさそうだ。

文:編集部