テスラが家庭用リチウムイオン蓄電装置を国内導入すると発表。14kWh、61.7万円〜。

テスラモーターズは、持続可能なエネルギー社会への移行を”加速する”新しいエネルギーソリューションとして、「ソーラールーフ」、「テスラパワーパック」、「テスラパワーウォール」の次世代バージョンを発表した。

テスラのミッションである、より良い未来のために世界の持続可能エネルギーへのシフトを加速するというこれらの製品群は、今年の8月にテスラモーターズのCEO、イーロン・マスクが会長を務めていたソーラーシティ社とテスラモーターズの合併を合意した成果ともいえる。
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今回発表されたエネルギーソリューションは、家庭、もしくは企業向けの完成された屋根の外観を持つ「ソーラールーフ」、家庭用のリチウムイオン蓄電池システム「テスラパワーウォール」、企業向けの「テスラパワーパック」だが、このうち、「テスラパワーウォール」の国内導入が発表された。

パワーウォール2は、14kWhと超大容量の家庭用リチウムイオン蓄電池で、液冷式温度管理システムと統合型インバーターとソフトウェアが一体になった製品。市販のソーラーパネルと接続することでソーラーパネルの使い切れない電力を蓄えて使用することが出来る。同時に夜間の安い電力料金を使って蓄電池を充電し、昼間にエアコンや暖房などに使用することで電気料金を削減するだけでなく送電網への負担も軽減する。災害時などの停電時にバックアップ電源としても機能する。

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国内価格は61.7万円〜、導入時期は2017年と発表されたが、この価格、国産メーカーの競合製品と比べて容量比でおよそ半額以下の値段設定であるだけでなく、10年間のサイクル制限なしの保証が付くなど非常に競争力のある商品となっている。

熱源、暖房にも電気を使用するなどして月の平均電気料金が2万円を超えるオール電化の家庭ならソーラーパネルを使わずに深夜電力で充電した電気を日中に使用するだけでも、導入費用を10年あれば回収可能と思われる。

パワーウォール2 スペック:
・設置: 壁または床に設置可能、屋内/屋外
・インバーター: 完全統合型テスラ インバーター
・エネルギー: 14 kWh
・出力: 5 kW 連続、7 kW ピーク
・充放電効率: AC パワーウォール89%、DC パワーウォール91.8%
・動作温度: ‒20°C ~ 50°C
・保証: 10 年サイクル制限なし
・寸法: 1150 mm x 755 mm x 155 mm
・重量: 122 kg

文:編集部