テスラのSUV「Model X」、895万円〜!7人乗り、日本初のSUV電気自動車として登場

いよいよテスラの「Model X」が、国内販売開始。

テスラ日本法人のニコラ・ヴィレジェ社長によれば、「テスラの電気自動車(EV)によって、EVがガソリン自動車を超えられることを証明したい。石油エネルギーの高騰や地球温暖化、大気汚染などの環境要因を避けて、持続可能な未来のため、身近なクルマを、ガソリンを必要としないEVにするべきだ」としている。

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「Model X」は日本市場において初めてのSUV電気自動車になる。世界を見てもスモールSUVのEVはあっても、本格的SUVは初だろう。最高時速は250km、100kmまでの加速が3.1秒(ハイエンドモデル、パワーモード使用時)というのは、テスラの他の車種でもおなじみの高性能。そして今回、気になる航続距離は500km以上を達成するという(NEDC)。全国約60箇所に設置のテスラ車専用充電スタンドを合わせて使えば、長距離ドライブも安心かもしれない。

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ユーザーに便利な機能も多数搭載されている。キーレスエントリーでは、ドライバーが近づくとドアが自動で開き、乗り込んだ後ブレーキのペダルを踏めばドアが閉まる。キーが開くだけの従来のものとは違い、両手がふさがっていても乗り込むことができる。

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後席のドアはファルコンウィングドア。上に開く形の、いわゆるガルウィングドアだが、特筆すべきは、その開閉の仕方。折りたたまれた形でドアが開くため、クルマの横幅を気にせず開閉できる。センサーが埋め込まれていて、横、上の障害物を検知してくれるのでぶつかることもない。ミニバンのスライドドアで必要な幅より狭いスペースで乗り降りできるという。

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そのミニバン市場にも対抗する3列シート、7人乗りも特徴だ。3人掛けの2列目シートを含むすべてのシートが可動し、収納にも使える。業界初の医療用HEPAエアフィルトレーションシステムは、車内を手術室と同レベルのクリーンな空気で満たす。陽圧をかける対生物兵器モードまで搭載されている。

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また、エンジンがないことによるメリットも大きい。フロントのトランクに荷物を収納することもできるほか、安全性の面でも、正面衝突時のエネルギーを吸収するクランプルゾーンが長く設置できている。高級SUVとして、日本市場でも武器になる特徴を備えているといえるだろう。

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9月16日からテスラ青山、17日からテスラ心斎橋で展示販売開始。895万円(消費税込み)からという価格も思い切った設定。ニコラ日本法人社長は、「輸入車SUV市場の5%をとりたい」と話す。人気のSUV市場に一石を投じるクルマになりそうだ。

文:編集部