【動画】新型セレナの「プロパイロット」はこう走る

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高速道路での巡航走行、並びに渋滞時に単一車線内でのアクセル、ブレーキ、ステアリングの制御を行なうことで、ドライバーの運転負担を軽減する、8月下旬発売予定の新型セレナに搭載される「プロパイロット」。コーナリング時のステアリング制御の模様がよく解るよう、動画を用意したのでご覧いただきたい。

直前のポストの繰り返しになるが、特にステアリング制御について触れておく。

場所は日産のテストコース。深く曲がり込んだコーナーでは、これまでの他車のシステムでは前走車を見失ったり、車線を認識できなくなって、制御が中断することが多かったが、プロパイロットはかなりのところまでしっかり機能し続ける。動画の中でも話しているが、この時、両手はステアリングに軽く添えているだけで、操舵は基本的にクルマの側が行なっている。それでも動作に怖いと思わせるところはなく、十分に日常的に活用できると感じられた。

尚、この時にはステアリングに添えた手には、適度な反力感が伝わってきている。実際、技術的にはこの“動作感”を完全に消すこともできるというが、日産では議論を重ねた上で「今、クルマがステアリング制御を行なっている」とドライバーにはっきり伝える方向性を選んだという。バックグラウンドでいつの間にか何かが行なわれているが、ドライバーは気づかないというのでは、ドライバーが運転に全責任を負うことは不可能なだけに、この方向性は絶対に正しい。日産には哲学を曲げず、この方向を貫いてほしいと思う。

それにしても驚くのは、これだけの性能を単眼カメラで実現していることだ。その技術の概要についても、続けてアップする予定である。

島下泰久