青山に水素ステーション! ホンダSHSが稼働開始

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ホンダが開発したコンパクトでユニット化されたパッケージ型スマート水素ステーション(SHS)が、ホンダ青山本社ビルに設置され、5月11日より稼働を開始した。このSHSでの水素製造に必要な電力は、新たに導入された太陽光発電システムによって賄われる。つまり、ここで水素を充填すれば、燃料電池自動車(FCV)のCO2フリーでの走行が可能となるのだ。

SHSは主要機器を7平米程度に収まるコンパクトなサイズにまとめることにより設置が容易なのがセールスポイント。それでいて、製造圧力40MPaの水素を、24時間で最大1.5kg製造でき、約19kgを貯蔵できる。ちなみに水素タンク容量は、ホンダ クラリティ フューエルセルが約5kg、トヨタMIRAIが約4kgだから、(実際にはそうないだろうが)、1日の4〜5台のタンクをほぼ空にしたFCVが来ても対応できるし、3日あれば1台を満充填できるだけの水素を作り出せることになる。

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すでにホンダでは和光本社ビルにこのSHSが設置されているほか、徳島県、宮城県、埼玉県でも、すでに稼働中。都内商業地域では初のSHS設置である。

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尚、このSHSは当面は自社保有のFCVへの水素充填に使用されるが、将来的には“地産地消の水素として幅広い活用を検討して”いくという。もちろん製造量に限りがあるのは承知しているが、個人ユーザーのFCVでも使えるようになったら本当にありがたい…と言いつつ、見ての通り、設置された場所はあまり使い勝手は良くないので、個人で入っていって使うのは、やっぱりちょっと躊躇われるかも。

島下泰久