テスラ モデルS、デザインその他をアップデート

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テスラの主力車種「モデルS」がデビュー後、初の大幅アップデートを敢行した。これまでもソフトウェアアップデートという、クルマにとっては大胆な、しかしIT業界にとっては当たり前の手法によって、ずっと進化を続けてきたモデルSだが、今回の刷新では、初めてデザインにまで手が入れられている。

大きく変わったのは、フロント。見ての通り、これまでのラジエーターグリルのようでもあったノーズコーンが取り払われ、モデルX、そして先日発表されたモデル3にも似た、よりシンプルな造形へと変更されている。オートパイロット用のフォワードレーダーは車体にインテグレート。見た目にすっきりしただけでなく、雪や氷の影響が少なくなるため、冬場の性能アップに繋がっているという。

同時にヘッドライトは、フルLEDのアダプティブタイプへ進化。14LED 3ポジション ダイナミックターニングライト、拡散型LEDシグネチャー ライトブレード、インテグレート ターンシグナルなども採用された。

Model_S_Rear_34

その他、外観ではボディカラーのサイドロッカーパネルの採用、リアディフューザーのリデザインなどが行なわれている。従来の美しさを崩さず、うまくリフレッシュされたという印象である。

ちなみに、このデザイン変更は空力特性の改善にも繋がっている。よって航続距離もわずかながらプラスになっているとのことだ。

インテリアは新しいウッドパネルが設定された程度で、デザインには大きな違いはないが、モデルXで初採用されたHEPAエアフィルトレーションシステムが新設定されている。これは「車内の空気から少なくとも99.97%の微粒子状汚染ガスと、アレルギー源、バクテリアや他の汚染物質を事実上完全に排除します」と謳う優れモノである。

Model_S_Profile

そしてハードウェアでは、標準装備の充電器が40アンペアから48アンペアへとグレードアップされた。これにより高アンペア対応の充電器に繋げた時に、より素早い充電が可能となった。

デザイン上、後続のモデルX、モデル3との統一感が高められ、性能アップも果たした新しいモデルS。新モデルがいずれも話題となっているが、まだまだこちらもソソる存在として君臨しそうである。

島下泰久