【動画あり】MIRAIが今夏、北欧でデビュー

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2014年11月に、まずは日本で発売を開始したトヨタの燃料電池自動車、MIRAI。その販売地域は現在、着々と拡大しているところだ。この度、発表となったのは、今夏からの北欧スウェーデン、デンマークでの発売開始である。

ちなみにMIRAIは日本、そしてアメリカに続いて2015年中にはイギリス、ドイツ、デンマークで発売。2016年はベルギーに続き、スウェーデン、ノルウェーに続いてオランダでもデビューが予定されている。確実に、市場を拡大しているわけだ。

北欧での燃料電池自動車で、まず懸念されるのは、凍結によるトラブル。しかし、それについては既報の通り(『MIRAIの欧州試験、トラブルフリーで10万km走破』)、トヨタは徹底的なテストを行なっており、マイナス20℃の環境でも、まったく問題無く走ることが確認されている。まさに、満を持しての投入と言えるだろう。

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条件が整ったというだけではなく、これら2国は燃料電池自動車にとって非常に親和性が高い。ノルウェーでは現在、国の東側に5箇所の水素ステーションがあり、2020年までには20箇所以上に増える予定。2018-2029というタームでの、国のモビリティ計画においても、水素ステーションの整備が非常に重視されている。スウェーデンも同様にストックホルムやイエテボリ、マルメなどですでに水素ステーションが稼働しており、今後も更に増える予定だという。しかも、この国の水素はすでに100%再生可能となっているのだ。

気になる雪道でのMIRAIの走りっぷり、実は動画の通り、筆者は以前に北海道が士別にあるトヨタのテストコースで確認済みである。中でも話しているが、MIRAIはノーズが軽く低重心のパッケージング故に、雪道でも安定感、安心感が非常に高い。また、電気モーターならではのトルクフルであり且つアクセル操作に対して即応するレスポンスのおかげで、スロットルコントロールも容易。とても扱いやすいクルマに仕上がっているから、北欧のユーザーにもきっとすんなり受け入れられるだろう。

願わくば、日本でも東北や北海道に水素ステーションが出来て、MIRAIで雪道をどんどん走れるようになるといいのだが…。
というか、若干季節外れでスミマセン(笑)。

島下泰久