デザイン気に入った? テスラ モデル3登場!

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かねてから予告されていた通り4月1日、いよいよテスラ モデル3がデビューを飾った。性能については、すでに大まかに知らされていたが、デザインはこれが初公開である。

モデルSの成功のひとつの要因として、ポルシェ パナメーラやアウディA7スポーツバックなどによって世界のラージクラスプレミアムカー市場に提示された、4ドアクーペというトレンドにうまく合致したスタイリッシュなフォルムが、ユーザーにとって受け入れやすいものだったということが挙げられるのは事実だろう。対するモデル3のコンパクトなハッチバックスタイルは、たとえばメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズなどがライバルだと想定すると、いわゆる王道からは外れたフォルムと言える。

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一方で、間違いなくテスラだと認識させるアイデンティティは明確。そしてグリルレスのマスクをはじめとするディテールも、何か気の効いた新しいものが欲しいという層には、大いにアピールしそうな仕上がりとも言える。好き嫌いは分かれそうだが、さて、その評価はどんなものだろうか?

尚、明らかにされたスペックは以下の通りだ。

航続距離:345km(予定)
0-100km/h加速:6秒以下
乗車定員:5名
安全性:自動車安全性評価(NCAP)で5つ星がターゲット
スーパーチャージャー対応
自動運転機能を段階的に追加

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価格は3万5千ドルからで、日本での販売価格は導入時の為替レートに拠る。当然、輸送コストなども上乗せされる。以前にも試算したが、アメリカで7万ドルのモデルSのエントリーモデルが日本では926万円であることからすれば、単純計算ではざっと470万円辺りからということになる。この価格は競争力があるし、テスラの狙い通り今までにないほどの普及が見込めるだろう。

そのための体制強化にも抜かりは無い。
現在、世界で3608箇所だというスーパーチャージャーは、2017年末には7200箇所に。
ショールームも、現在の215店舗から、やはり2017年末には441店舗に拡大するという。当然、日本だけを見ても、同じような動きが起きるだろう。
生産は年間50万台規模が目指されており、それに貢献する世界最大のリチウムイオンバッテリー工場“ギガファクトリー”も稼働が始まった。

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いよいよテスラが一般レベルでも大ブレイクすることになるのだろうか? 先行予約に並んだ人の列の長さを思えば、可能性は十分あると言えるかもしれない。

ちなみに納車はアメリカで2017年末から。日本は翌年になると考えると、今から2年後に納車されるクルマの予約をすることになるわけで……それって長い? 短い? いずれにしても、早く手に入れたいのなら、迷っている暇はなさそうだ。

島下泰久