EV時代にシングルフレームグリルは? アウディのデザイナー陣にインタビュー

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今回のジュネーヴ国際モーターショーでは、ブランニューのスモールクラスSUVとなる「Q2」を発表したアウディ。そのデザイナーたちにインタビューすることができたのだが、ここではそのうち、e-モビリティ時代のアウディデザインは一体どうなるのかについうての、やり取りだけを抜粋して紹介する。答えてくれたのは、Q2のエクステリアデザインを担当したマティアス・フィンク(Matthias Fink)氏(写真中央)だ。

ー“Form follows function(形態は機能に従う)”という言葉がありますが、貴方は今でもそれを信じていますか?

「はい、そう思っています。」

ーデザイン部門トップのマーク・リヒテ(Marc Lichte)氏(写真左)は、シングルフレームグリルはアウディのデザインにとって欠かせない要素だと言っていました。それを受け手のちょっと意地悪な質問ですが、将来すべてのアウディがEVになった時には、機能としてのラジエーターグリルは必要なくなります。その時には、シングルフレームグリルは、やはり無くなるのでしょうか?

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「ん……もちろん、デザインはその時代ごとに使われるテクノロジーに応じて変わっていくでしょう。ですが、突然すべてが変化するというわけではありません。テクノロジーそれ自体も同じですが、徐々に徐々に変わっていく、ということになるのではないでしょうか。」

アウディは現在、e-tronと呼ばれるPHEVモデルのラインナップの拡充を続けているが、少なくともまだしばらくはシングルフレームグリルの時代が続くことになりそうである。では果たして5年後、10年後、30年後のアウディのデザインは、一体どうなっているのか。早く見てみたいような、まだ楽しみにしておきたいような…。

島下泰久

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(アウディQ2)