ドローン搭載の自動運転車、スイスから!

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 スイスからこれまで何台もの個性的な、あるいは奇抜なコンセプトカーの数々を世に送り出してきたフランク・リンダークネヒト率いる「リンスピード」。近年、自動車メーカーの参加が目立つCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)に、またも面白いクルマを出品する。その名は「エトス(Σtos)」。
 BMW i8をベースにするエトスの最大の特徴は、自動運転機能を搭載していることだ。全8基のHDカメラが車両周辺の状況を監視し、更に信号や交通管理システムなどのインフラ、他の車両との交信も行なうことでスムーズな走行を可能に。手動運転時にも、これらが常にバックグラウンドで監視して、安全な走行に繋げるという。

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 自動運転時にはステアリングホイールは折り畳んで格納され、その際には21.5インチの薄型モニターが乗員に様々な情報を提供する。目的地設定、ルート周辺状況の提供などを行なう。これらの操作はコントローラーやボタンだけでなくボイスコマンド、ジェスチャー入力でも可能だ。
 もうひとつの特徴が、見ての通りのドローンの搭載である。1万2千個のLEDを使って電子メッセージボードとしても使える車体後部のプラットフォームから飛び立ち、リンスピード曰く「帰宅する途中で注文した花束をピックアップしたり、自分の乗るエトスの姿を撮影したり、友人にライブストリーミングしたり」もできるという。
“コネクテッドカー”は今後の必然の流れ。リンスピードはその未来の姿を検証するためのコンセプトカーと謳う。欲を言えば、ドローンを自動運転に活用したり、なんてこともあってよかったかも? と思うが、ともあれゼヒ実物を見てみたい1台だ。

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島下泰久